日本の破綻が着実に近づいている。 もともと、日銀による実質的な財政ファイナンスによってゆっくりとバブルが膨らんでいたところに、コロナ危機のための財政出動、量的緩和の拡大によってタガが外れた状態だ。 加えて、最近増えているMMT論者が「反緊縮」「…
デービッド・アトキンソン著「日本企業の勝算ー人材確保×生産性×企業成長」を読んだ。素晴らしい本だった。 前著の「日本人の勝算」もそうだったが、アトキンソン氏の分析を形容すると、 「データに基づいていて説得力がある」 「世界中の数多くの論文を引用…
最近、コロナ危機への政府の経済対策について、多くの記事やネット上でこのような意見を多く見かける。 規模が小さい、遅い 消費税率引き下げ、または税率0、または廃止すべき 財源は国債発行でよい 1つめはいいとして、2つ目、3つ目はどうだろう。 消費…
先日ふとFinancial Timesで、「サピエンス全史」の著者のユバル・ノア・ハラリ氏の記事を見かけ、つい読みふけってしまった。とにかく「深い」のだ。 ハラリ氏は言う。 今の危機は、我々に特に2つの重要な選択を突きつけている。一つ目は、全体主義的な監視…
本題に入る前にまずは僕の生い立ちから、、 僕が生まれ育ったのは田舎の農家、両親は熱心な共産党員で、父親は僕が中学生ぐらいの頃から市議会議員をやっていた。 そんな環境で育った僕の当時の考え方は、もちろん共産党的だった。なんと一時期、民青という…
始めまして。おでです。ブログ始めます。 今年から海外に住み始め、日本について、世界について、いろいろ考えるようになりました。 日本は今後どうなる?どうすべきなのか?子供たちの未来は? そして世界は? そんなことに思いをはせながら、たくさんの本…